ホンダ N-BOXの荷室、後部座席を倒したときに完全に真っ平らな「フルフラット」になるか?結論から言うと、答えは「NO」です。
でも、がっかりするのはまだ早い!実は、完全なフルフラットにはならないものの、実用上まったく問題のない広大な「ほぼフラット」空間が生まれます。そして、この”ほぼフラット”こそが、N-BOXが軽自動車の王様であり続ける理由の一つなんです。
ただ広いだけじゃないんだ。ホンダの天才的なアイデアがギュッと詰まった魔法の空間なんだよね。
この記事では、どこよりも分かりやすく徹底解説していきます。
N-BOXの荷室サイズは驚異的!寸法と低さの秘密

まず、N-BOXの荷室がいかに優れているか、具体的な数字で見ていきましょう。このスペックを知るだけで、ライバル車との違いが明確にわかるはずです。
| 項目 | 数値 (現行モデル JF5/JF6) | 補足 |
| 荷室開口部 高さ | 120.5 cm | 大きな荷物も楽々積める高さ |
| 荷室開口部 最大幅 | 112.0 cm | 横幅もクラストップレベル |
| 荷室床面 地上高 | 47.0 cm (FF車) | 重い荷物の積み下ろしが非常に楽 |
| 荷室長 (後席使用時) | 44 cm ~ 69 cm | 後席のスライド位置で調整可能 |
| 最大荷室長 (後席格納時) | 153.5 cm | 27インチの自転車も積める長さ |
特に注目すべきは「荷室床面 地上高」の47.0cmという驚異的な低さ。これは、ホンダの特許技術「センタータンクレイアウト」が可能にしたもの。通常は後部座席の下にある燃料タンクを、前席の下に移動させるという大胆な発想で、圧倒的な低床フロアを実現しているんです。
このおかげで、重たい灯油のポリタンクや週末に買いだめした食料品を、高く持ち上げることなくスッと積み込めます。腰への負担が少なく、小柄な方や女性でも日々の買い物が本当に楽になりますよ。
N-BOXの荷室寸法を広げる3つの方法でフラットにも!

N-BOXの荷室を「魔法の空間」に変えるのが、ホンダ自慢の「ULTR SEAT(ウルトラシート)」です。ここでは、覚えておきたい代表的な3つのモードを紹介します。
1. ユーティリティー・モード(後席ダイブダウン)

最もオーソドックスで、荷室を最大にできるモードです。後部座席の肩にあるレバーを引き、背もたれを前に倒すだけ。すると座面ごと床下に沈むように格納(ダイブダウン)され、広大な荷室が出現します。
このモードなら、ホームセンターで購入した組み立て家具や、なんと27インチの自転車まで積めてしまうんです。
2. トール・モード(後席チップアップ)

後部座席の座面を、映画館のイスのようにパタンと跳ね上げる(チップアップ)モード。これがN-BOX最大の武器と言っても過言ではありません。
センタータンクレイアウトによって生まれた後席の足元空間は、高さが最大約130cmにもなります。
- ベビーカーをたたまずにそのまま積める
- 背の高い観葉植物を倒さずに運べる
- スライドドアから荷物を出し入れできる
後席をチップアップすれば、そこはもう一つの荷室!まさにN-BOXは「二室」だね!…なんつって!
狭い駐車場で後ろのハッチが開けられない時でも、横からサッと荷物を積めるのは想像以上に便利ですよ。
3. ロング・モード(助手席ダイブダウン)

後部座席の片側をダイブダウンさせ、さらに助手席を後ろに倒せば、長尺物を積むための「ロング・モード」が完成します。
サーフボードや釣り竿、DIYで使う木材など、長さのある趣味の道具を積むのに最適。軽自動車とは思えないほどの積載能力を発揮します。
N-BOXで車中泊!夢のフルフラット化と段差解消の裏ワザ

荷物を積むだけなら「ほぼフラット」で十分ですが、「車内で快適に寝たい!」となると話は別。N-BOXには、そんな願いを叶える「リフレッシュモード」が用意されています。
リフレッシュモード(フルフラット化)の作り方
- 後部座席を一番後ろまでスライドさせる
- 運転席と助手席のヘッドレストを外す
- 前席の背もたれを、後部座席の座面につながるように一番後ろまで倒す
これで、長さ約180cmの広々とした休憩スペースが完成します。
ただし、そのまま寝るにはシート間の段差や隙間が気になります。最高の寝心地を手に入れるための、簡単な裏ワザを3つ紹介します。
- 裏ワザ1:厚手のマットを敷く最も手軽で効果的な方法です。特に厚さ8cm以上のキャンプ用インフレーターマットを使えば、シートの凹凸はほとんど気にならなくなります。
- 裏ワザ2:隙間をタオルや衣類で埋めるマットを敷く前に、シートの窪んだ部分(特に後席の足元)へ、使わないブランケットや衣類を詰めておきましょう。この一手間で、フラットさが劇的に向上します。
- 裏ワザ3:市販のN-BOX専用ベッドキットを使うより本格的に車中泊を楽しみたいなら、専用設計のベッドキットがおすすめです。完璧なフルフラット空間が手に入り、ベッド下を収納として使えるメリットもあります。
N-BOXでの快適な車中泊については、ホンダの公式サイトでも特集ページが組まれており、非常に参考になりますよ。
参考URL: (N-BOX公式)
N-BOXの荷室に関するよくある質問(Q&A)
Q1. 旧型N-BOXと新型N-BOXで荷室の広さは違いますか?
A1. 基本的な設計思想や「センタータンクレイアウト」は共通しているため、荷室の広さや使い勝手に大きな違いはありません。ただし、現行モデル(JF5/JF6)では細部の設計が見直され、静粛性や乗り心地が向上しています。
Q2. 荷室に自転車は本当に積めますか?コツはありますか?
A2. はい、27インチの自転車まで積載可能です。コツは、後部座席を両方ともダイブダウンさせ(ユーティリティー・モード)、自転車のハンドルを少し切りながら斜めに入れるとスムーズに積むことができます。前輪を外す必要はありません。
Q3. 車中泊をする場合、大人2人でも寝られますか?
A3. 大柄な男性2人だと少し窮屈に感じるかもしれませんが、大人2人でも十分に就寝可能です。より快適に過ごすためには、マットなどで段差をしっかり解消することと、お互いのスペースを確保しやすいように斜めに寝るなどの工夫をおすすめします。
コストを減らしたいんだけど、どうすればいい?
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まとめ:N-BOXの荷室はサイズも使い勝手も軽最強クラス!
N-BOXの荷室について、とことん掘り下げてきましたが、その魅力は伝わりましたでしょうか。最後に、重要なポイントをおさらいします。
- 荷室は完全なフルフラットではなく「ほぼフラット」だが、実用性は非常に高い。
- 地上高47cmの低床設計で、重い荷物の積み下ろしが圧倒的に楽。
- 「ダイブダウン」「チップアップ」を駆使すれば、あらゆる荷物に対応可能。
- 少しの工夫で、快適なフルフラット空間を作り出し車中泊も楽しめる。
N-BOXの荷室は、単に寸法が広いだけの箱ではありません。使う人の毎日を考え抜かれた、アイデアと工夫が詰まった最高のパートナーです。この記事が、あなたのN-BOX選びの助けになれば幸いです。

